タ『『少女時代』という一瞬の奇跡』
It is no use crying over spilt milk.
(覆水盆に返らず)
1巻から最後まで一気に読んで、そう思った。
過ぎ去った時はもう2度と戻らない。
何故、1日に何度も食事をするのか。
何故、男と女で1組なのか。
何故、男女は睦みあうのか。
少女時代には、そういった事の1つ1つが愚かにも思え、
分からない。
そういった感覚が見事に表現されていて、非常に興味
深い作品だと思いました。
残酷で、扱いにくく、でも、非常に脆い、少女時代。
心に“リン”と残ります。
中央公論新社 エ円